鏡として現実は存在する

(October) 28

I do not want pleasure
I do not want fame

now I just wish to offer
offer

this base useless body
to the Lotus Sutra

to light
a speck of dust

and if forgiven
become servant to father and mother
to return their billions of favors

ill and faced with death
I have no other wish

Miyazawa Kenji: Selections (Poets for the Millennium)

(p 216)

Miyazawa Kenji: Selections (Poets for the Millennium)

「鏡として現実は存在する」




自らが望むものを
心に描き


文字通り「創造する」ことが
できる能力を


もっていたことさえ
ついぞ　忘れてしまい


ただ現実の中にうずくまるのか



わたしの思考と知覚によって
エネルギーは　形を変えゆく



現実は　自分自身を映し出す
鏡として　いまここに在った




そしてそれは
いつでも
いかようにでも



創りかえることが
できるものだった







MITSUKO



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